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製品について

装置概要

トグル制震装置は、下記部材で構成されています。

 

 

■ダンパータイプ

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クレビスについて

トグル制震装置のクレビス(回転支承部)は、鍛造品を使用しています。
一般的鍛造品は、車、バイクの足回りやエンジン内部のコンロッド等、疲労強度や靱性が必要とされる部分に使用されます。

●製造方法
金属のかたまりを1200℃~1300℃ぐらに加熱し、エアードロップハンマーという機械に取り付けた金型で圧縮又は打撃することにより鍛錬されながら成形されます。
素材となる金属材料の内部組織には、素材製造工程の鋳造時に生じる気孔、編析、粗大組織などの不均一性があります。これを鍛錬することにより気孔を圧着させ、結晶粒を微細化させて、均一組織とし、形状にそった繊維状組織(ファイバーフロー)を持つ高強度・高靱性な製品をつくることができるのです。

●鍛造試験
鍛造品の品質検査は、外部専門機関にて、タイプ毎、チャージ毎(製造ロット)の中から一部を試験用にとりだし、実物を切断し、機械的性質とシャルピー試験等を実施します。この試験により、性能の確認と保証を行います。

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オイルダンパーについて

トグル制震構法の主要部材であるオイルダンパーは、日立オートモティブシステムズ(株)様のオイルダンパーを使用しています。

●特長
・信頼性の高い調圧弁機構を採用し、安定性の高い減衰力性能を発揮します。
・温度補償機構を内蔵し、寒冷地から温暖地まで外付け等の気温の変化に対してワイドレンジに対応できます。
・粘性系の減衰材とは異なり、環境温度に対する減衰力性能の変化は極めて少ないです。
・素材の塑性領域の特性に依存する減衰材と異なり、大地震に遭遇しても性能劣化はなく、引き続き使用できます。
・使用期間中に、部品の交換や分解・調整などの大掛かりなメンテンスの必要はありません。

●圧縮時でのダンパー内部の動き
・伸び方向時の動作
ピストンが伸長方向に動くと、圧力室①の油は、減衰弁を通じて、圧力室②に流れる。この調圧弁に油が通過する時の抵抗によって減衰力が発生します。

 

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品質検査

E&CSでは、トグル制震装置の製品納入迄に以下の検査等を行っております。

●ダンパーの軸力試験
大型の試験機で、大地震に相当する振動条件で作動させ、納入品全数について、性能検査を実施し、性能を保証しています。

 

●鉄骨フレーム
製作工場自主検査結果に基づき、製品検査を行います。 製品立会い検査項目は下記の通りです。

鉄骨フレーム寸法検査

●オイルダンパー
製作工場自主検査(全数検査)結果を確認の上、出荷許可となります。 製品立会い検査項目は下記の通りです。

●腕部材
製作工場自主検査(全数検査)結果を確認の上、出荷許可となります。 自主検査項目は下記の通りです。

腕部材穴間寸法検査

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