増幅機構付油圧制震ブレース

トグル制震構法

耐震対策をお考えの方へ

採用のメリット

揺れを小さくできる

「制震工法」は、地震の揺れを軽減し、建物の変形を防いだり、損傷を小さくする働きをします。室内の家具や電化製品の転倒をふせいだり、クロスなど内装の損傷も軽減できます。
耐震工法では、建物自体に損害がないなくても、室内で大きな損害が発生する恐れがあります。

低コスト

トグル制震装置は、地震エネルギーの吸収効率が高いので、強度型補強や他の制震工法に比べ設置箇所数を5割~7割程度に減らすことができ、より低コストで耐震化ができます。また、免震工法による耐震改修は、免震装置を建物の基礎下や建物低層部の柱を切断して積層ゴムを入れるなど大がかりな工事が必要で、制震工法による耐震改修と比べると2~3倍程度のコストが掛かります。

設置箇所の高い自由度

採光を妨げない建物北側面へ設置、建物片面のみの設置、また賃貸住宅等で使用していない部屋への設置など、建物の用途や敷地配置に合わせて設置箇所を決めることができます。
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引っ越しなく工事が可能

既存建物への耐震補強工事で、もっとも大きな問題となるのが、居住者様ややテナント様の工事期間中の引っ越しなどです。しかし、『トグル制震構法』なら居住者様やテナント様などの移動を極力少なくした補強提案が可能ですので、工事期間中の引っ越しなど余計な費用を大幅に抑えることができます。

短工期で施工

トグル制震装置の大部分をあらかじめ工場で組み立ててから現場に運ぶため、また補強量が抑えられるため、現場での施工が短い工期で済みます。また短工期に伴い、工事期間中の騒音・振動等による居住者様やテナント様の苦渋期間も軽減することになります。

繰り返しの余震にも安心

トグル制震装置の要であるオイルダンパーは、大きな揺れから小さな揺れまで対応するだけでなく、その性能は半永久的に持続します。建物へのダメージが少なく何度も襲ってくる余震にも安心です。